ロッキンジャパン2017参戦記 第6回「全然全然終わらない僕らの夏」
もっ黒終わりでステージ前方に走り扇子を手にしたももクロの5人。あの曲である。
「絶体絶命!サーマナーイ!完徹決定!ゥオールナーイ!ヤバイ!ヤバイ!まぢでヤバイ!」
杏果の声とともに夏の大定番、ワニとシャンプーが始まった。扇子を持つものは扇子を振り、ないものをペンライトを振り踊り始める。そう、夏だ!これがももクロの夏だ!
「しゃーく熱太陽の下でこーんがり小麦色~」「\ももかー!/」
もっ黒で封じられていたといっても過言ではないコールが一気に爆発する。
「x+y=? \CIA!/ オーストラリアの首都は?\ありません!/ 法隆寺を建てたのは?\卑弥呼様!/ Where doyou live now? \Yes, I Do!/ 酸素を作るには?\ワニとシャンプー!/」
どの解答もいつも以上の厚みでコールされる。誰も手加減なし、本気のコールがこだましたままサビに入る。
「終わらない!終わらない!ぜーんぜんぜんぜん終わらない!8月…」
ここでいつも以上に気合の入ったあーりんの煽りが入る
「せーの!と・ぶ・よ!」
おいっ!と一斉に飛ぶノフたち。いや、ノフだけではないもうそこら一帯の全員がジャンプしている。その人がノフかどうかすらわからないけれど、もうみんなが一斉にジャンプする。もしかしたらももクロ初めての人もこの煽りで飛んでくれたのだろうか。夏だ、これがももクロの夏なんだよ。楽しいだろ?みんな知ってくれたか?楽しいんだよ!そういう思いを胸に、繰り返しジャンプする。
あまりに楽しくなった僕たちは2番サビ「残り70枚終わらない宿題ー!」のあとの間奏でまた知らぬ者同士アイコンタクトを交わす。「うりゃ!」「おい!」とともにぞろぞろっと集まるノフ達が一列に隊列をなす。僕も間髪入れずにその隊列に加わる。みんなで前習えの姿勢で歩き出す!
このフォーメーションはー???そう、ワニシャントレイン!*1
「うりゃ!」「おい!」の声を上げながらサークルになるワニシャントレイン。今までいくつかのライブに参加してワニシャンをそれなりに聞いてきたが初めて形成できたワニシャントレインが、過去最高にめちゃくちゃ楽しい!
間奏が終わると落ちサビでみんなまた散り散りになる。「二学期なんか来なくてもいい…」のあとの夏菜子さんの起き上がりながらのあの決め台詞の場面。
「おーまえらまだまだ行けんのかーっ!」
夏のバカ騒ぎのときと同じように煽られて、またヒートアップするモノノフの「ウオーーーーーー!」という雄叫び。そしてその後のサビでの「と・ぶ・よ!」で会場の群衆が一斉に飛ぶ。ひたちなかの震度計が震度1くらいは計測するんじゃないかというくらいの一体感。まぢでヤバイ!
「残り60枚終わらない宿題ー!」
ももクロちゃんがペタッと座り込んで終わるワニシャン。僕たちもやり切ったという満足感。しかしももクロさんのライブもまだまだ終わらないのであった。
……後半戦はまだスタートしたばかり、あと3曲いけるのか?
次回へ続く
*1:正式名称はよく知らないけれど、ワニシャンでメンバーがみんな電車ごっこのように隊列を組んでステージ上を歩くのでそう名付けました。異論は認めます。