ロックインジャパン2018 参戦記 序
2017年8月11日。茨城県ひたちなか市、国営ひたち海浜公園。その一番大きな広場に建てられたステージにももいろクローバーZは立っていた。 ロックインジャパンフェス2017。日本最大級の邦楽ロックを中心とした音楽フェスに、結成9年目で初めて立った5人。
ももいろクローバーZのみなさん。茨城で最高のステージ、ありがとうございます。
— ㍿こんにちあーりん🌷 (@Arin_Yasu) August 11, 2017
あなたたちの歌声がこのひたちなかの空に響き渡った今日と言う日、絶対に忘れません!
去年のステージ終わりの僕のツイートにあるように、僕らはその最高のパフォーマンスにただただ圧倒された。ロックってなんだ?アイドルってなんだ?その問いへの答えを提示するためにステージで歌い踊る5人の女性に改めて僕たちは魅了された。また来年ここで会いたいね、いや、絶対に会おう。会えるから。そう約束して僕らはひたちなかを後にした。
あれからきっかり一年。
そう、またももいろクローバーZがひたちなかに帰ってきた。しかし、今年は少しだけその姿を変えていた。ファンの皆さんならご存知だろうが有安杏果の卒業により4人となったももいろクローバーZ。その4人がおそらく初めて挑む数万人規模の本格的な対外試合。
個人的にはまったく不安のようなものを感じることはなかったが、それでも僕らファンの目線とは違うある種好奇の入り混じった目線で4人となったももクロを見た人たちがどのような反応を示すのか、これには興味と心配の入り混じった親のような気持ちにならざるを得なかった。
しかし、これから記すように、ももいろクローバーZはそのような心配を一掃するステージを提示してくれた。ひたちなかには僕たちの夏が今年も色濃く刻まれた。
今年の夏は昨年以上に暑くて、熱かった。
これはそんなロックインジャパン2018に参戦した僕の主観に基づくももいろクローバーZのステージの記録である。