㍿こんにちあーりん🌷

妄想創作を業務とする会社です。前四半期も利益は全くありませんでした。

ロッキンジャパン2017参戦記 第2回「君はももクロ天国を見たか」

前回の終わりでは、肩で息をしながら怪盗少女の終わりを見守った僕ら。

その僕らを待っていたのは、そう、ももクロ天国への招待状だった。

「ユイツムニノタマシイヨ シンワヘトハバタケ~」の声とともに始まったマホロバケーション!怪盗終わりからのマホロバというまさに息をもつかせぬ展開。2曲目にしてすでに超攻撃的といえる曲構成に怪盗で沸き切ったはずの肩で息をしていたオタクも一気に元気を吹き返した。

いつもは圧倒的大多数を占めているイントロのうりゃおい派も今日は少数派。PA卓前の大部分が自由に振りコピなどしながら、遠くに聞こえるうりゃおいをよそに「一致団結!」のコールでももクロちゃんとも一致団結。合縁奇縁感謝祭からの総決算もピタッとそろえてからの「よっしゃ、よーってらっしゃい、ほらみってらっしゃい!天晴、晴れ舞台!」とまさに今日のロッキンのために作られたような歌詞を高らかに歌い上げるあーりんの声。もちろん「たぎれ!」のコールもばっちり。

一つ一つの歌詞がまるで今日のロッキンのステージのために作られたかのような内容。

「いざ!生粋ポジティブボルテージ!円陣組み仕上げてくステージ!」の夏菜子さんの声が青空に染み渡るように消えていく。そして、その瞬間に始まるあのフレーズ。

ももクロ天国☆ももクロ天国☆一度はおいで!」

そう、それなんだよ。後ろで見ているももクロをよく知らなかったみなさん、今日のこれがいつも僕たちの見ているももクロ天国です!届いてますか?このフレーズ!

そんな気持ちでいつものように腕をくるくる回しながら振りコピ。そのあとの「ニールヴァーナ!」も周囲のペンライトがきれいに左右に振れた。完璧だ。この場所のみんな、完璧じゃないか!

いつもはまばらな「イッサイ!ガッサイ!」「SHOW MUST GO ON!」がもう熱く厚く入る。最高のマホロバの予感がサビ前からグングン湧き上がってきた。

そして、夏菜子さんの「行け不退転~!」の声が空にすうっと吸い込まれていったその瞬間、ダダダダッ!のサビ前のあの部分で回りのみんなが一斉にももくろちゃんと同じようにその場で足踏みを始めたのだ。

サビに入るとみんなももクロちゃんを見ているのか見ていないのかというくらい振りコピに夢中。僕もマホロバケーションのサビはダイエットに使えないかと何度も何度も踊ってきただけにここは自信があるので広いスペースを使って振りコピ。

「決意が沸き立つ!」のところでくるっと後ろ向きに回りながらあのペンギンポーズを決めるところで後ろのノフさんと顔を見合わせてしまったのはご愛敬だが、それができるくらい広く自由なスペースでももクロ天国を堪能。

そして、ツーコーラス目の終わり、「さ、もーいっちょいくよー!」をきっかけにしてマホロバサークルを形成せんとノフが集合、真ん中に推し色のノフを置いて回って集まるはずだった。

ところが、テンションが上がりすぎたノフとそれを見たおそらく非ノフが、中心の黄推しとともに一斉にサークルモッシュを形成!今までにないただただカオスなサークルモッシュもみんな笑顔。なんだかわからないけれど、なんか楽しい、ももクロ天国最高!そう、これが「キミがくれたヒカリのバトン」なのかもしれない、なんでもいい!みんな楽しいから!そう思いながらまたサビ前で一斉にノフがサークルから戻り、ダダダダッ!と足踏み。

「ハルカカナタのキミにも、私の声ト、ド、ケ、ツ、ヨ、ク、ツ、ヨ、ク~!」と歌う夏菜子さんの声がまさに遥か彼方といっていいテントエリア近くの後方の人にまでも届いたであろう熱いマホロバケーションがみんなの「わーお!」の大合唱で終わった。

「後ろのみんな、聞いたか?これが!これがももクロ天国だ!いつでもおいでよ!」

 そう感じながら、僕はまた肩で息をしていた。まだ二曲目。まだショーは始まったばかり。

 

……おや、さては、これ一記事一曲ペースのやつだな?

 

次回へ続く。